2014年3月15日土曜日

ダブルクリック間隔の調節(完結編!)

「ダブルクリック間隔の調節(解決か?)」の続編です。

前回、Puppy Linux(precise-5.7.1JP)での動作確認をしましたが、
今回、Puppy Linux4.31stdJPでも確認がとれました。
おめでとうございます!!(←誰に言ってるの)

これで、永らく悩まされていた、Puppy Linuxでのダブルクリック間隔の調整が
(一応の)完結を迎えました。

実は、現在試しに使っている別のディストリビューションでも、ダブルクリックに関し
同様の問題が起こっていました。
それは、Ubuntu系のディストリビューションLubuntuでのことです。
Lubuntuも軽量で、使い勝手の良さそうな印象で、暫く試用していたのですが、
やはりダブルクリックを認識してくれる間隔が短く、私には苦痛な操作でした。

標準で入っているツール「キーボードとマウス」を開いて「感度」を調節してみるも、
思ったような効果が出ず。
「Openbox設定マネージャ」でマウスタブにある「ダブルクリック時間」を調節しても、
それは、タイトルバー上での操作に関しての調節にしかなりません。

色々検索をしていたところ、「ダブルクリック間隔の調節(解決か?)」で紹介した
ページを見つけました。
Lubuntuでは、 .gtkrc-2.0ファイルが見当たらなかったので新規に作成し、

gtk-double-click-time=1000 の一行だけを書いて保存しました。

※追記4(2015/12/13 21:30)※
.gtkrc-2.0のファイルは、デザインの変更等をすると書き換えられてしまうので、
せっかく記述した"gtk-double-click-time=1000"が消えてしまう場合は、
こちら「ArchBang でのダブルクリック」を参照してください。
Lubuntuでの確認はしていませんが、同様な方法で解決出きるかもしれません。

これを home/(ユーザ名)/に置いて再起動し、PCManFM(ファイラー)で効果が
出ていることを確認。
ところが、他のアプリケーション、GNOME MPlayer、AbiWord、Gnumeric等の
ファイル選択で効果が出ていない。

ウィンドウマネージャやファイルマネージャの守備範囲でない事は分かっているので、
当然考えるのはGTKツールの関係になります。
home/(ユーザ名)/.config 以下に gtk-3.0 なるディレクトリがあるのは知っていた。
ってことは、 .gtkrc-3.0ファイルを作れば行けるんじゃないか、と思いました。
しかし、これは空振りに終わりました。
また色々検索した結果、下記ページを見つけました。
https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=157515

おおう、何と言うことでしょう。設定ファイルが違うではないですか。
単純に .gtkrc-3.0 だと思った私が莫迦でした。
先ず、settings.ini が既存かどうか探し、
/etc/gtk-3.0/settings.ini があったのでそれをコピーして .config/gtk-3.0/
へ貼り付け。例の一行を書き加えて保存、再起動。
(※ .gtkrc-2.0 とは置き場所が違うので注意!! ※)

やりました!
GNOME MPlayer、AbiWord、Gnumericでも効果を確認しました。


※追記1(2014/03/15 12:00)※
gtk-double-click-time=1000
1000という数値は1000ミリ秒の事で、ここの数値は適当に変更して試してください。

※追記2(2014/03/15 17:55)※
settings.iniは必ずしもコピーする必要はなく、

[Settings]
gtk-double-click-time=1000

上の様に[Settings]の下に記述すればOKのようです。

※追記3(2014/06/22 13:00)※
↓試しに、zenityを使ってシェルスクリプトで設定できないか、やってみました。
http://aoo10yan.blogspot.jp/2014/06/zenity.html
動かなくても、何かのヒントになれば。

0 件のコメント :

コメントを投稿